運動中や就寝中に突然ふくらはぎがつってしまい、あまりの痛さに動けなくなってしまったことはありませんか❓
こむら返り=主にふくらはぎに起こる筋痙攣をいいます。
この“こむら”とはふくらはぎの事を指します。
名前の通り、ふくらはぎに一番多く起きますが、足の指や裏・太ももなどの色々な所に起こります💦
【原因】
◎筋肉には、伸びすぎを防ぐ筋紡錘(きんぼうすい)と縮みすぎを防ぐ腱紡錘(けんぼうすい)という2つのセンサーがあります。
このうちの腱紡錘の動きが低下すると、筋肉が通常以上に収縮して筋痙攣を起こしてしまいます😰
この筋痙攣が“こむら返り”と言われる症状になります
◎ミネラルバランスの乱れ
ミネラルのバランスが乱れることによって、腱紡錘の働きを低下させてしまうのです。
特にカルシウムとカリウムが筋肉の動きなどをスムーズにするためにとても大切になります✨
もう一つ大切なのがマグネシウムです!!
マグネシウムはカルシウムとカリウムの調節役なのです💡
運動などで大量の汗をかくとミネラルバランスが崩れやすくなります。
◎水分不足
運動中など、多くの汗をかくと身体が脱水症状になってしまいます。
そうすると血液の巡りが悪くなってしまい、筋肉が栄養不足で上手く動かなくなり、筋痙攣でつってしまうのです。
◎筋力の低下(筋肉の衰え)
年齢とともに運動神経細胞が減ると、足が痙攣してつりやすくなってしまいます。
普段運動不足で筋力の低い人や高齢者が急に激しい運動をした時や、普段から運動を習慣づけている人でも急激に運動量を増やして筋肉に負荷をかけすぎてしまうと、筋肉が対応しきれずにつってしまう事があるので、無理をしすぎずに自分にあった運動量で行ってください😊
◎身体の冷え
冬には外でも家の中でも空気が冷えていて、体の芯まで冷えてしまいます。
そうすると血液の巡りが悪くなって、筋肉が硬くなりやすくなるのでそれによってこむら返りが起こりやすくなってしまうのです💦
ただ注意が必要なのが夏場になのです!!
冬は気温が低く寒いため、温かい飲み物を飲んだり、厚着をしたり、ホッカイロを貼ったりなど身体を温めようと努力をするのですが、
夏は外が暑いために身体を冷やそうとして、冷たいものを飲んだり、アイスやかき氷などの冷たいものを食べたり、薄着のままエアコンを使用したりなどしてしまい身体がどんどん冷えやすくなってしまうからです😢
夏も油断せずにできるだけ身体を冷やさないように気を付けましょう💡
【対策】
◎ミネラル不足を起こさないようにする為に、海藻類やナッツ類・乳製品・大豆製品などを意識的にしっかりと摂るようにしましょう!
◎水分をこまめに摂るようにしましょう!
寝ている時に起こりやすい人は、寝る前に水分とミネラルを摂りましょう✨
(スポーツドリンクなどもおススメです)
◎ストレッチ
仕事上立っている時間が長かったり、逆に座っている時間が長いなど、あまり身体を動かさない人は血行不良になりつりやすくなってしまうので休憩時間や隙間時間にふくらはぎを伸ばしてあげたりして動かすようにしてあげましょう✨
◎身体を温める
冬はもちろんですが、夏もエアコンの風などで冷えすぎないように注意しましょう💡
オフィスが冷えてしまっている人は、ひざ掛けやカーディガンを羽織るなどの工夫をしてください✨
飲み物も冷たいものばかりを飲まずに、常温や少し温かいものをとりましょう☕
ただのこむら返りだから大丈夫!と思い放っておくのではなく、しっかり対策をして繰り返し起こさないようにしていきましょう😊