重い荷物を持ち上げたとき、デスクワークをしているときなどに背中の痛みを感じるときはありますか?
感じた場合は背中の疲労(筋肉痛)が考えられます。
しかし、何かの病気など筋肉痛以外の理由で痛みが起きている可能性もあるので、注意が必要です⚠
背中の筋肉痛が起きる原因
過度な運動
休息をあまりとらずに激しいスポーツやランニングなど、過度な運動を続けると、背筋に疲労が蓄積されます。
背筋を酷使し続け、溜まった疲労が背中の筋肉痛を引き起こします。
重いものを動かしたり運んだりする力仕事も、背中に負担をかけます⚡
運動不足
日頃からあまり身体を動かさないでいると、背筋が弱くなり血行が滞ったり、筋肉がこわばったりするので少しの運動でも痛みが出やすくなります。
運動不足や加齢によって背筋の柔軟性が低下すると、痛みが慢性化する恐れがあります⚡
背中の痛みは、肩や腰の筋力不足からも生じます。背骨は首から腰にかけての筋肉に支えられているので正しい姿勢を維持できていますが、肩や腰回りの筋力が弱いとそのぶんを背中の筋肉でカバーするようになるので、背中の筋肉が痛みやすくなってしまいます。
同じ姿勢を長時間続けている
長時間のデスクワーク、立ちっぱなし、中腰での作業などの無理な姿勢を続けていると、背中の筋肉が緊張してしまい疲労していきます。
それにともなって血行が悪くなり、背中に筋肉痛が起こります。
それは長時間同じ姿勢でのスマートフォン操作をすることのある人も同じです⚡
肩こりや腰痛から波及している
間接的にはなりますが、背中に起こる筋肉痛の原因が、肩こりや腰痛からくるケースもあります。
特に腰に痛みがある場合は、無意識のうちに腰をかばってしまうので、背中の筋肉を必要以上に使うことによって背中に筋肉痛が起こります⚡ぎっくり背中になることも😵
骨格の歪み
側弯症、分離症、すべり症、妊娠中など。。。
《背中の筋肉痛への対処法》
痛みをそのままにしておくと、背中の筋肉痛は慢性化してしまいます。
そうなると痛みはどんどん強くなり、何もしていなくても痛みを感じるようになります⚡
少しでも痛みを感じたら、早めの対処が大切です❕
◇痛い部位を冷やす
痛みのある部位が熱を持ってしまっている場合は、冷却パックや湿布などで冷やし、炎症を鎮めましょう。
炎症が軽減したら、次は温めます🌞そうすることによって血行がよくなり、回復が促されます❕
温めるときは、ホットタオルや使い捨てカイロなどを利用するほか、ぬるめのお湯に浸かるのも効果的でしょう✨
◇適度に身体を動かす
慢性的な背中の痛みがある場合、適度に身体を動かすことがおすすめです✧
ぎっくり背中やぎっくり腰であったとしても、急性期を過ぎたら適度に身体を動かすことで、症状の回復を早めることができます。
★ウォーキングなどの軽い運動から始めましょう❕
◇慢性的に背中が痛い場合はストレッチも有効
背中の痛みが慢性化しているようであれば、ストレッチで改善を図ることもアリだと言えます❕
ただし、ストレッチ中に痛みが増すようであれば、すぐにストレッチを中止しましょう✘
ストレッチの本来の目的は、予防やリハビリテーション、疲労の回復にあります。
痛みが出てからではなく、普段からストレッチを行い、背中の痛みを予防するのが理想です✩
◇食事・サプリメントで栄養を摂取する
豚肉、玄米、カツオ、アボカドなどに含まれるビタミンB1、牡蠣やレバーなどに含まれる亜鉛なども筋肉痛の解消に効果がると言われています🥑
今ではけっこう飲まれている人も多くなってきていると思いますが、プロテインもおすすめです✊!
身体のほとんどをつくっているタンパク質、そのほか栄養が含まれており、食事だけでは補いきれないものを手軽に摂取できるだけではなく、運動の前後に摂取すると、運動によって破壊される筋肉もプロテインの成分の働きで修復が効率的になると言われています🤗
◇整骨院でみてもらう
セルフケアではなかなか背中の痛みが改善しない場合、整骨院に相談してみましょう❕
筋肉や骨に関する専門科である柔道整復師が、一人一人に最適な方法で痛みの改善の手助けをします😌
背中の痛みの原因が筋肉痛ならセルフケアで対処できますが、病気が理由で背中に痛みが起こることもあります⚡
痛みを放置すると日常生活が脅かされるような原因が潜んでいる場合も。。。😱
痛みがあっても身動きがとれないほどではないからと自己判断して放置するのは危険です⚠
体調の変化にはしっかり気を配るようにしましょう☝!